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なぜネズミの肉はキャットフードに使われないのか?理由の考察&まとめ

最近では猫のためのキャットフードが続々と登場し、鶏肉や牛肉、豚肉、ラム肉など様々な肉のフードがあることで飼い主さんの選択肢は広くなったのではないでしょうか。

ネズミがキャットフード原材料にならない理由

しかし様々な動物の肉のフードがある中で疑問なのが「なぜキャットフードにネズミ肉だけは入らないのか」ということ。

もちろん野ねずみは病気を持っているため問題外ですが、繁殖も飼育も簡単なのですから、病気のないネズミを沢山育てることも可能なはず。それなのになぜネズミの肉は、キャットフードの原材料として使われることがないのでしょうか。

猫の本来の食事を求めるナチュラル志向

ここ最近のキャットフードはナチュラル志向が強まってきているため「猫が本来食べるべき物」が含まれるフードを与えたいという傾向が強くなってきていますが、取り上げられるのは鶏(チキン)ばかりで、ネズミ肉には全く注目が集まりません。

猫の本来の食事というなら、昔よく食べていた上に繁殖も簡単なネズミ肉を使っても良いのでは?とも思えますが(爬虫類にはネズミを与えますし)、一体どうしてキャットフードの原材料に「ネズミ」が含まれることがないのでしょうか。

理由1. ネズミが原材料では印象やイメージが悪い

まずネズミが原材料として注目されない理由を考えると、素直にイメージや聞いた時の印象が良くないという点が挙げられます。

豚や牛、鶏などの肉は、私たちも同じ物を食べているため、動物ではなく「肉」の状態を思い浮かべます。

しかしネズミ肉と聞いたら、ネズミという動物そのままを思い浮かべてしまいます。場合によっては汚い印象のドブネズミ、またはペットとして人気の高いハムスターなどを思い浮かべてしまう人もいるかもしれません。

パッケージを考える時にも非常に苦労すると思います。どちらにせよ、あまり良いイメージにはならないため、ネズミが使われないのではないのか、という理由です。

人間が食べない動物は育てて解体する手間がかかる

ネズミは1匹1匹が小さいため得られる量が少ない

ネズミは他の動物と比べるとその体は非常に小さく肉として使用できる部分も少ないです。牛1匹でとれる肉の量をネズミで賄おうと思ったら何百匹、何千匹のネズミの肉が必要になります。

繁殖は簡単だが仕分けや取り除き作業に手間と時間がかかる

ネズミは繁殖も飼育も容易なので、何千匹のネズミを育てること自体はそこまで難しくはないかもしれません。しかしネズミを沢山育てられたとしても、キャットフードに使用できる状態にするためには非常に手間と時間がかかります。

キャットフードにするためにはネズミの歯や爪、糞尿などを取り除かなくてはなりません。この解体と取り除く作業は大きな動物であれば作業もしやすくそれほど時間もかかりませんが、ネズミ1匹1匹にその処理を行うのは非常に細かい作業になるため手間がかかります。はっきり言えば、非効率的です。

人間も食べる動物であれば農家がやってくれる

キャットフードを作るためにネズミを使おうと思うと、ネズミを買い付ける→育てて繁殖させる→殺し解体し余分な所を取り除く、という作業をすべて自分達でするかどこかに頼む必要があります。

しかし、人間も食べる鶏・豚・牛などを使った場合、農家や業者が食品用に動物を育てて解体するところまで行ってくれます。そしてキャットフードメーカーは人間が食べない残った部分を買い取ってキャットフードに加工するだけです。

それなら正直、人間も食べる原材料を使用した方がメーカー側も負担が少なくラクですよね。

ネズミがキャットフードに使われない理由まとめ

以上、ネズミがキャットフードに使われない理由を考察した結果です。

ネズミは猫が昔から食べており食事として問題があるわけではありませんが、

  • 印象・イメージが悪い
  • 生産性が悪く、非効率的
  • 印象が良く、簡単に手に入れられる原材料が他にある
  • ネズミ肉に特別大きなメリットや栄養があるわけではない
  • 今までネズミの肉を使ったフードがなかった

このような理由から、キャットフードにネズミが使われないのだろうと考えました。

ネズミに何かしらの特別な栄養素や猫にとって健康に影響する何かが含まれている場合、キャットフードに使われる可能性もあったかもしれませんが、今の所そのような発見はされていません。

ネズミ以外に生産性もイメージも良く、簡単に手に入る動物の肉があるならそちらが選ばれるのは当然と言えば当然でしょう。